『チーバくんの足の裏』ビンゴバーガー、野島崎灯台

5月のよく晴れたとある日。
「あっちーなー。どっか涼しいところ行くか」
と思い立ち、房総半島に行く事にしました。この記事ではその際に訪れた、野島崎灯台とビンゴバーガーを紹介します。

最初は東京側から東京湾アクアラインを通って行こうかとも思ったのですが、どうも気乗りしなかったので普通に陸伝いに向かう事にしました。朝8時半に自宅を出発し、最寄りのインターチェンジから高速道路にのってひたすら走ります。
この日の主な目的地は鋸山ですが、その近くにあるビンゴバーガーという有名なハンバーガー屋さんについでに行ってみる事にします。実はこのハンバーガー屋さん、以前から一度行ってみたかったところなのです。

ハンバーガーショップ BINGO!!

公式Webサイト

ファンキーな名前ですねw
このお店は、房総半島の南にある道の駅 鄙の里(ひなのさと)の中にあります。開店は11時ですが、鄙の里に到着したのは10時半でした。お店が開くまで、鄙の里の中をブラブラして時間を潰します。
ここには地元の農家達による直営の農産物直売所があり、自宅の近所のスーパーでは考えられないような安さで様々な野菜等が販売されていました。この日はまだしばらく家には帰らないので、日中室温の高くなる車の中に置いておくのも心配なので何も買いませんでしたが・・・

こういうところで食べられます。天気良いね~!

そうこうしているうちに11時になりました。早速BINGOに向かいます。

このお店、結構有名なお店らしいのです。昼時はめっちゃ並ぶと聞いていたので開店直後を狙った訳ですが、11時10分時点で既に6組が並んでいました。自分は7番目。スタンダードなビンゴバーガーと、フライドポテトを注文しました。飲み物は持参のペットボトル茶です(;´Д`)

注文してから10分弱、出来上がったハンバーガーを受け取って先ほどの写真に写っているテーブルにつきます。鄙の里には、屋内に沢山の席があるので日陰が良いという人や、雨天時でも問題は無いでしょう。
けど、こんな天気の良い日はお日様の下で食べるのがやはり一番美味しいのではないでしょうか。家族連れやカップルが沢山居る中、一人でハンバーガーにかぶりつくのは少しだけ恥ずかしかったけど・・・w

ハンバーガー、でかいです。隣のペットボトルや、俺の指と比較するとわかると思います。ハンバーガーとポテトだけで俺はお腹いっぱいになってしまいました・・・。バンスが見た目的に微妙なせいであんまりそそらない感じですが、お味はとっても良いです。

BINGOのウリは、シェフが選んだ地元の野菜を使っている事と、和牛100%のパティを使っている事。そのパティはなんと180gもあるんだそうで。野菜はトマト、玉ねぎ、ピクルス、サラダ菜(レタス)。ソースはサウザンドドレッシングっぽい感じ。酸味のあるオーロラソースみたいな?パティはスパイシーで繋ぎが少なく、肉肉しい。ジューシーさはそんなに無いけれどパサパサという訳でもなく、肉厚です。総じて、めっちゃ美味かった!!!

これまで俺の中でのハンバーガーランキングのトップはクアアイナだったのですが、この瞬間BINGOが1位の座に君臨する事になりました。房総半島の南端という事で中々気軽に行けるところではないという方は多いと思いますが、機会があれば是非行ってみて欲しいところです。

あ、ちなみにポテトはまぁまぁ、普通のフライドポテトだなぁという感じでしたw
他にも色々なハンバーガーがあるようなので、どれも食べてみたいところです。

さて、予想以上の量にお腹いっぱいになったところで、次は野島崎灯台を目指します。

房総半島の最南端に立つ「白鳥の灯台」

鄙の里から野島崎灯台までは20km弱、車で約30分の道程です。この日は春の陽気を通り越して既に暑いと感じるレベルの暖かさで、窓を開けて風を受けながらのドライブが気持ち良いです。

野島埼灯台の基本情報

Webサイト
Wikipedia
Google maps


【住所】千葉県南房総市白浜町白浜630
【営業】荒天時は休館、9時〜16時
【料金】200円
【駐車場】有(200台、無料)
【問合せ先】社団法人燈光会野島埼支所(電話 0470-38-3231)
【所要時間】約90分(※俺の場合)
【客層】若年者8割、高齢者2割、男女比5:5、単身者皆無

【個人的評価】1.5/5点
★★★★★:行かないと人生損してるレベル
★★★★☆:宿泊旅行の主目的になりうる
★★★☆☆:日帰り旅行の主目的になりうる
★★☆☆☆:宿泊/日帰り旅行の副目的になりうる
★☆☆☆☆:別件の用事で近くにあったら寄ってみたい
☆☆☆☆☆:可も無く不可も無く

野島崎灯台は房総半島の最南端に存在する高さ29メートルの灯台で、1870年(明治3年)1月に稼働を開始しました。

元々灯台の少なかった日本は、暗礁の多さもあいまって諸外国から「ダークシー」と呼ばれ、危険な海域であるとされていました。そんな状況を改善するべく、鎖国が終わって間もない1866年にアメリカ・イギリス・フランス・オランダの四カ国との間に結ばれた条約によってこの野島崎を含む8箇所に灯台が建造される事になったのです。洋式の灯台としては日本で2番目に古い灯台ですが、1923年(大正12年)の関東大震災で一度崩壊し、また1945年(昭和20年)の太平洋戦争によっても大きな被害を受け、その都度再建や復旧が行われています。現在の灯台は2代目で、白亜のその外見から白鳥の灯台とも呼ばれているそうです。

例によって写真を掲載していきますが、全体的にちょっと逆光で暗いものが多いです。

まずは野島埼灯台周辺公園をぶらぶら

早速灯台・・・の前に、周辺をぶらぶらしてみます。この日は非常に天気が良く、風が出ていてとっても気持ちが良かった。

駐車場から灯台に近づいていくと、階段と青い道、そしてもう一本の道・・・の三叉にわかれています。階段を上ると厳島神社、青い道を進むと灯台に一直線、残るもう一本の道を進むと灯台周辺公園に行く事が出来ます。まずは最後の道を選んで周辺を散策してみます。

途中にあった伝説の岩屋。何が伝説なのかと近寄ってみると、説明が記された立て看板があった。なんでも源頼朝公が雨宿りをした洞穴なんだと。・・・ほ、本当か?中には怪しげな海神様が鎮座?しています。
「貝運は開運への道の如し!」
説明文もえらくノリノリです。

ほー。・・・で、なんでここにそんなものが・・・

灯台が映るとの事なんだけどわかりますか?ギリギリ、なんとか映ってます。

最南端!!

岩場の上にはスーパーリア充ベンチが

この後、沖で作業をしていた人達が戻ってきたので何をしていたのか聞いてみると、伊勢海老の生け簀をつくっていたのだそうでした。この灯台の駐車場付近にも沢山海鮮料理のお店があって、伊勢海老を出す旨の看板がみられたので、そういったところで出されるのでしょうね〜。食べたいな、伊勢海老・・・。

岩場の上にはベンチが設置されています。なんでも「朝日と夕日の見える岬」だそうで。この時時刻は12時50分。お天道さまは思いっきり高いところで頑張っており、ウリの朝日/夕日の景観は望めず。・・・リア充はこのベンチで何を語らうのでしょうか(#^ω^)ビキビキ
尚、このベンチに座る為には足場の悪い岩場の斜面を登らなくてはなりません。手すり等は無く、サンダル履きなどだと結構危ないので注意して下さい。

ふう。ここまでで、灯台の周辺を一周した事になり、先ほどの三叉路のところに戻ってきました。次は階段を登って神社に行ってみましょう。

厳島神社

さて、次はいよいよ灯台に向かいます。この神社の奥から灯台に通じているので、引き返す必要はありません。

超リーズナブルな灯台見学

野島埼灯台資料展示室

灯台の根本に券売所があり、そこで入場券を購入します。入場券は大人がなんと200円。やっす・・・!その券売所には小さな資料展示室が併設されているので、灯台の前にまずそちらを覗いてみる事にします。

このでっかいレンズは烏帽子島灯台で使用されていたもの。先ほどの神島灯台のレンズもそうだったが、表面がギザギザと段差状になっている。これはフランスのフレネルという物理学者によって考案されたフレネル式レンズの特徴で、先述の通り厚みと重量を減らす効果をもたらす。

この赤と緑の光には勿論意味があって、船は赤が右、緑が左になるようにする事で入港するようになっています。

いざ、灯台のてっぺんへ

ようやく、灯台に上る事にします。

読めないのに読める。日本語って面白いな

▲透明なアクリル板が邪魔で綺麗に撮れなかったけどフレネルレンズを確認出来た

野島埼灯台総括

この日は天気が良く、暑い分海風が涼しくて清々しい気分で観光出来ました。高さ29メートルの灯台は、最初は「あまり高くないよね?」と思っていたのだけれど、岬の先端にあって海原を見渡せるので充分に高さを感じられて良かったです。
地域一帯も、先述の通りヤシ・ソテツ・アロエといった南国情緒的なものが随所にみられ、ちょっとした非日常感があった事も個人的には楽しめた要因の一つであったように思えます。

半島の最南端という事で訪れるのはちょっと大変かもしれませんが、道中の道も走っていてなかなかおもしろく、見学料もリーズナブルなので日帰りの旅行にオススメです。

さて、この次は本日のメイン目的地である鋸山に向かいます。その模様はまた次の記事で紹介したいと思います。以上、ビンゴバーガー&野島埼灯台でした!

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