『梅園?いいえジャングルです』小田原フラワーガーデン

小田原・箱根の小旅行記その2です。

『まつだ桜まつり』松田山ハーブガーデン
『梅園?いいえジャングルです』小田原フラワーガーデン
『戦国最大の城』小田原城
『秘湯を独り占め』箱根 底倉温泉 函嶺、鮨 みやふじ

桜の次は梅を観に行こう!

1つ目の記事で書いたように、満開に近い河津桜を観て気分がよくなった勢いで梅も観る事にしました。

※この小旅行では「とりあえず桜を観に松田山ハーブガーデン行く」という事しか決めておらず、その後の行動は全部その場で決めています

松田山ハーブガーデンの臨時駐車場に停めておいた車に戻り、スマホで梅園を探します。近くに幾つか見つかり、その中には有名(まぁ俺は知らなかったんだけども)な曽我梅林があったのでそこにしようかと思ったのですが、少し移動して小田原フラワーガーデンに向かう事にしました。何故蘇我梅林ではなく小田原フラワーガーデンにしたのかというと、観られる梅の多様さが決め手でした。曽我梅林では、10種類の梅が約3万5千本植えられているのに対し、小田原フラワーガーデンでは、約200種類の梅が約480本植えられているのだそうです。梅園としての規模では文字通り桁が違いますが「どうせなら色々な梅を観てみたい!」という気持ちの方が勝ったという事です。

小田原フラワーガーデンの基本情報

公式Webサイト
Wikipedia(なし)
Google maps


【住所】神奈川県小田原市久野3798-5
【営業】月曜・祝日の翌日・年末年始を除く、9:00~17:00
【料金】無料(トロピカルドームは大人200円、小人100円)
【駐車場】有(無料)
【問合せ先】小田原フラワーガーデンパートナーズ(電話 0465-34-2814)
【所要時間】約90分(※俺の場合)
【客層】若年者5割、高齢者5割、男女比5:5、単身者皆無

【個人的評価】2/5点
★★★★★:行かないと人生損してるレベル
★★★★☆:宿泊旅行の主目的になりうる
★★★☆☆:日帰り旅行の主目的になりうる
★★☆☆☆:宿泊/日帰り旅行の副目的になりうる
★☆☆☆☆:別件の用事で近くにあったら寄ってみたい
☆☆☆☆☆:可も無く不可も無く


トロピカルドームという予想外

さて、この日は軽く蒸すくらいのとても良い天気。車の窓を開けて風を受けつつ、のんびり走って小田原フラワーガーデンに向かいます。松田山ハーブガーデンから小田原フラワーガーデンまでは約12km、30分程度の道程です。

到着すると、やたらと大きな建物が目に入って驚きました。フラワーガーデンという名前から、せいぜい1階建てのビニールハウス的な施設があるくらいの、基本は屋外の開放的なところではないかと想像していたのです。

この大きな建物はトロピカルドームというもので、小田原フラワーガーデンのメインだという事でした。

小田原フラワーガーデンのトロピカルドーム温室は、小田原市環境事業センターのゴミ焼却施設の余熱を利用しています。おかげで、生育地と同じように一年中暖かい環境となった温室内は、熱帯植物にとってはまさに楽園です。日本では見ることができない、珍しく、美しい花を咲かせたり、美味しいフルーツを実らせたり、私たちをまるで南国に遊びにきたかのように楽しませてくれています。

余熱利用の取り組み

・・・めっちゃ面白そうじゃね!?気になる!これは行くしかない!!けど、はやる気持ちを抑えてまずはここにやってきた当初の目的である梅、から見ていく事にしましょう。

まずは梅園をまわってみる

先に述べたように、ここには約200種もの梅が植えられています。その全てを本記事で紹介するのは大変なので、そのほんの一部の写真を掲載するに留めさせていただきます。

▲名前の通り、梅園内に小さな渓流(?)がある

残念ながらこの日(3月16日)には、既に見頃を過ぎてしまった梅も結構沢山ありました。2月が見頃なのでしょうかね〜。でも、まだ咲いている梅も沢山観る事が出来ましたよ。ただ、広さがその・・・2ヘクタールもあるとは思わなかったんです・・・ちょっと隅々までまわるのは時間的にもきついので、全部の種類の梅を観る事は出来ませんでした。・゚・(ノД`)・゚・。

この梅園内にはベンチやテーブルが色々なところに設置されていて、フラワーガーデン内で販売されている軽食を買ってきたり弁当を持ってきて、梅を見ながら頂く事が出来ます。道以外の部分は芝生になっていて、シートを敷いてくつろぐ事も出来るみたい。老夫婦や、子連れの家族がまったりしていてとても良い雰囲気でしたよ!あ、あと犬を連れてきている人もちらほら。直立すると150センチに届くであろうデカイ犬もいて、飼い主さんにお願いして触らせてもらいましたw

お待ちかねのトロピカルドーム

さて、梅を堪能した後はトロピカルドームです。なんでもこの時期、ヒスイカズラという花が見頃なんだそうです。

この花の事はよく知らないので、家に帰ってから調べました。思ったより凄い植物だった・・・!上のリンク先によれば、限られた地域の熱帯雨林に生育し、受粉の媒介をコウモリが担う事から日本では殆ど結実せず、絶滅が危惧されることからレッドリストに登録されているのだとか。とりあえずトロピカルドームに入場してみましょう。

このドーム内には
>約200種の熱帯・亜熱帯の花木、果樹を植栽
との事で、日本では通常見られない筈の草木を沢山観られるそうです。どんなものがあったのか、また写真を貼っていきます。

このあたりは、日本でも園芸店などでよく観られるやつですね。単体では今までにも見たことのあるものですが、周りに様々な熱帯・亜熱帯の草木がある中でみるとなんだか雰囲気が違うように感じられました。

関係ないですが、俺の一番古い記憶はサイパン島に旅行の際に近くにパパイヤが落ちてきてびっくりして号泣した事だったりします。・・・パパイヤじゃなくてヤシの実だったかも。まぁそんな事はいいんです。次いきましょう、次。

小田原フラワーガーデン総括

こういった施設がある事を知らなかったので、期待ゼロで臨んだ事もあいまって本当に面白かったです。このドーム内にはいくつかのフルーツが見られました。パパイヤ、バナナ、モンステラ、スターフルーツ、グアバなどのトロピカルフルーツは、収穫のタイミングがあえば入園者に試食してもらうサービスもあるそうです。今回は残念ながら試食出来るものはありませんでしたが(´・ω・`)

温室とはいえ季節によって咲く花やなる実も変化するので、色々な時期に訪れてみたいな。正直今まで植物園とかいったものにはあまり興味がなかったのですが、他にもこうした多様な植物を見ることの出来る施設がないか探して訪れてみたいとも思わせてくれる良いところでした。やはり、普段日常で見ることのないものを見られるというのは新鮮な気分になれて良いですね!

さて、この後は「折角小田原来たんだし小田原城にも行くしかないっしょ」という事でお城を目指す事になります。その模様はまた次の記事で!以上、小田原フラワーガーデンでした。

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